年末を迎え大掃除に奮闘しているお宅も多いかと思います。
キッチンやお風呂など掃除する場所も多いですが、今回は建築屋としてお掃除して頂きたい箇所をあげてみます。
1 コンセント周りのお掃除
コンセント周りにホコリはたまってませんか?
コンセント等に溜まったホコリが湿気を吸い、そこに微量の電流が流れて火災を引き起こす事があります。
キッチン、洗面所、脱衣所など湿気が多いところで使用するコンセントなどは必ずお掃除しましょう。
2 火災報知器の点検を
住宅用火災報知器はホコリが入ると誤作動を起こす場合があります。
いざという時、住宅用火災報知器がキチンと働く為に感知部分のホコリや汚れをお掃除しましょう。
その時にキチンと作動するか?電池切れしていないか?を確認する為、
点検ボタンを押すなどしてみて下さい。
住宅用火災報知器は10年が交換の目安です。
古くなった住宅用火災報知器は誤作動を起こしやすい為、本体ごとの交換をおすすめします。
3 吸排気口、換気扇フィルターを綺麗にしましょう
キッチンの換気扇の他にも住宅には色々な箇所に換気扇がついています。
お風呂、トイレ、24時間換気システムの吸排気口、換気扇などこの換気システムは特に停止しないかぎり24時間365日稼動しています。その為にフィルターには排煙や粉塵、ホコリや花粉、PM2.5など有害物質がビッシリ詰まっています。このフィルターの汚れをそのままにしておくと、綺麗な空気を取り込めないばかりでなく、フィルターから汚れが入り込んでしまい健康被害を起こします。
吸気口、排気口フィルターは水洗いをして直射日光を避け陰干しでよく乾かしましょう。
汚れが酷いフィルターは新しい物に交換しましょう。