ひと昔前では、玄関先で犬を飼われているお宅をよく見かけましたが、ここ最近では室内飼育が一般的となったようで、散歩をしている犬以外は外で見かける事が少なくなりました。
それに伴い、共生に適していない住環境が原因で怪我や問題行動が引き起こされているようです。
小型犬で増えているのが「膝蓋骨(しつがいこつ)脱臼」と呼ばれる、後ろ足の膝の皿が外れてしまう症状で酷くなると手術代で15万ほどかかるといいます。
一方、大型犬に増えているのが「股関節形成不全」。股関節の発育が悪く、大腿骨の慢性的な亜脱臼状態に悩まされる疾病で、ひどくなれば体重20~30キロある大型犬が寝たきりになってしまうおそれもあります。
また、「椎間板ヘルニア」も気を付けなければならない疾病のひとつです。
いずれも床の滑りや段差といった住環境が原因の一つになっているようです。
この他、飼い主側から気になる部分として挙げられているのが、犬の無駄吠えです。犬は耳が良く、外から入ってきた音に反応して吠える習性を持ちます。
そこで有効なのが「先進的窓リノベ補助金」を利用した窓のリフォームです。
外部からの音を軽減させるとともに犬の鳴き声を響きにくくし、さらにはペットのために常に稼働させているエアコンの消費電力も断熱性能をあげることで軽減させることが可能となります。
ペットと末永く幸せに暮らせるように、住環境も考えてみてはいかがでしょうか?