冬になると無落雪屋根にできやすくなる「雪庇」

融雪屋根とは言え、一度に降り続く雪を全て溶かし続けるわけではありません。

一旦積もり始めた雪は温度湿度風向きの条件によって、どんどんと軒先へ大きな雪庇を形成していきます。結果、軒先の破損や周辺部への破損の原因にもなります。

今回の工事では軒先の屋根形状を落雪葺きにして、軒先の雪は積もり難く雪庇が出来難い屋根の工事をさせて頂きました。

工事前の屋根現状です。冬に出来た雪庇で軒樋が破損してしまいました。

工事後の屋根です。屋根形状を落雪式の葺き方にして、軒先に雪が積もり難く

雪庇が出来難い形状としました。